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アメリカンなモノたちに囲まれていたい欲望

アメリカンなモノたちに囲まれていたい欲望

高校生の頃、友人が駅の売店で買った一冊の雑誌が、のちの人生を大きく変えることになった。その雑誌は「POPEYE」Magazine for City Boysというキャッチコピーを掲げた、都会感に満ちたスタイルのアイコンだ。   ある日、友人と出かけた帰り道の駅の売店で、彼がふと買ったPOPEYEを読み終わったあと、何気なく「あげる」と渡してくれた。その時のことは今でも鮮明に覚えている。   当時の自分は田舎の高校生で、アメリカの文化やライフスタイルに触れる術はTVの中でしかなかった。だからこそ、その雑誌の中にあふれていたアメリカという空気は、また別の新しい世界への扉のように感じられた。   雑誌を開いた瞬間、ページの向こう側に広がっていたのは、それまでの人生で味わったことのないものだった。ファッション、音楽、スケートボード、サーフカルチャー。そして、アメリカの雑貨や小物たち。そのどれもが今までの自分の世界には存在しなかった景色だった。   特に衝撃だったのは雑貨や小物たちの存在だ。ファッションや音楽はもちろん魅力的だったが、それ以上に自分の部屋にも置けるような小さな雑貨たちが、信じられないほど鮮やかに目に映った。   POPEYEの中で今でも好きなのは1982年2月10日号「毎日がアメリカ見本市」だ。表紙には、まるで小さなアメリカを箱に詰め込んだような仕切りの中に無数のアイテムがぎっしり並んだディスプレイ。キーホルダー、ブックマッチ、ダラスカウボーイズの缶バッジ、ヴィンテージ風のピン、アメリカンフラッグのモチーフ、どれもこれもアメリカ文化の香りが詰まっていた。 ページを開けば、さらに夢のような世界が続く。雑誌に掲載された小物の多くは、編集部が直接アメリカで買い付けたというもの。価格はドル表示。高校生の自分には、それが「アメリカの空気を直に吸ってきた証拠」のように思えて仕方がなかった。   そしてもうひとつ、1981年12月10日号「クリスマスにはコレおくれ」だ。大きなギフトボックスの表紙から始まり、ページをめくるたびに現れるカラフルな雑貨たちが飛び込んできて、アメリカのクリスマスの空気を想像するだけで胸が浮き立った。 ▲当時の自分にとってワクワクする商品がここぞとばかりにあふれ出る誌面 ▲商品の小さな写真をずっと見ながら、これもあれも欲しい!と悶絶する毎日だった   当時の自分の部屋は、おもしろくもないごくありふれた空間だった。しかし、ひとつ雑貨を置くだけで部屋の空気が変わる気がした。   例えばポパイで見たようなステッカーを壁に貼る、輸入雑貨店で見つけた小さな小物を机に置く、ただそれだけで自分の部屋が少し「アメリカに近づいた」ように感じるのだ。   もちろん買えるものには限界がある。アルバイト代と少しのお小遣いではドル表示の商品を買うことなど到底できなかった。だからこそ日本で見つけた雑貨ひとつ買う時の喜びは大きかったし、買えない物への憧れはさらに膨らんでいった。   あれから40年以上。社会人になり、仕事をし、多くの時間を経た今でもアメリカン雑貨への情熱はまったく色あせていない。むしろ大人になったことで、当時は手が届かなかったものにも手を伸ばせるようになり、楽しみ方がより深くなった気さえしている。特にアンティーク雑貨には時間の積み重ねが宿っている。色あせた看板、日焼けした木箱、ヤレ感のあるブリキの雑貨。それらに触れるたびにアメリカを象徴する陽射しや空気、無骨さや遊び心が手に取れるような気がする。   ▲好きなものだけに囲まれて過ごす。夢を叶えよう  ...

アメリカンなモノたちに囲まれていたい欲望

高校生の頃、友人が駅の売店で買った一冊の雑誌が、のちの人生を大きく変えることになった。その雑誌は「POPEYE」Magazine for City Boysというキャッチコピーを掲げた、都会感に満ちたスタイルのアイコンだ。   ある日、友人と出かけた帰り道の駅の売店で、彼がふと買ったPOPEYEを読み終わったあと、何気なく「あげる」と渡してくれた。その時のことは今でも鮮明に覚えている。   当時の自分は田舎の高校生で、アメリカの文化やライフスタイルに触れる術はTVの中でしかなかった。だからこそ、その雑誌の中にあふれていたアメリカという空気は、また別の新しい世界への扉のように感じられた。   雑誌を開いた瞬間、ページの向こう側に広がっていたのは、それまでの人生で味わったことのないものだった。ファッション、音楽、スケートボード、サーフカルチャー。そして、アメリカの雑貨や小物たち。そのどれもが今までの自分の世界には存在しなかった景色だった。   特に衝撃だったのは雑貨や小物たちの存在だ。ファッションや音楽はもちろん魅力的だったが、それ以上に自分の部屋にも置けるような小さな雑貨たちが、信じられないほど鮮やかに目に映った。   POPEYEの中で今でも好きなのは1982年2月10日号「毎日がアメリカ見本市」だ。表紙には、まるで小さなアメリカを箱に詰め込んだような仕切りの中に無数のアイテムがぎっしり並んだディスプレイ。キーホルダー、ブックマッチ、ダラスカウボーイズの缶バッジ、ヴィンテージ風のピン、アメリカンフラッグのモチーフ、どれもこれもアメリカ文化の香りが詰まっていた。 ページを開けば、さらに夢のような世界が続く。雑誌に掲載された小物の多くは、編集部が直接アメリカで買い付けたというもの。価格はドル表示。高校生の自分には、それが「アメリカの空気を直に吸ってきた証拠」のように思えて仕方がなかった。   そしてもうひとつ、1981年12月10日号「クリスマスにはコレおくれ」だ。大きなギフトボックスの表紙から始まり、ページをめくるたびに現れるカラフルな雑貨たちが飛び込んできて、アメリカのクリスマスの空気を想像するだけで胸が浮き立った。 ▲当時の自分にとってワクワクする商品がここぞとばかりにあふれ出る誌面 ▲商品の小さな写真をずっと見ながら、これもあれも欲しい!と悶絶する毎日だった   当時の自分の部屋は、おもしろくもないごくありふれた空間だった。しかし、ひとつ雑貨を置くだけで部屋の空気が変わる気がした。   例えばポパイで見たようなステッカーを壁に貼る、輸入雑貨店で見つけた小さな小物を机に置く、ただそれだけで自分の部屋が少し「アメリカに近づいた」ように感じるのだ。   もちろん買えるものには限界がある。アルバイト代と少しのお小遣いではドル表示の商品を買うことなど到底できなかった。だからこそ日本で見つけた雑貨ひとつ買う時の喜びは大きかったし、買えない物への憧れはさらに膨らんでいった。   あれから40年以上。社会人になり、仕事をし、多くの時間を経た今でもアメリカン雑貨への情熱はまったく色あせていない。むしろ大人になったことで、当時は手が届かなかったものにも手を伸ばせるようになり、楽しみ方がより深くなった気さえしている。特にアンティーク雑貨には時間の積み重ねが宿っている。色あせた看板、日焼けした木箱、ヤレ感のあるブリキの雑貨。それらに触れるたびにアメリカを象徴する陽射しや空気、無骨さや遊び心が手に取れるような気がする。   ▲好きなものだけに囲まれて過ごす。夢を叶えよう  ...

心の中のアメリカは、あの頃から続いている

心の中のアメリカは、あの頃から続いている

64年式のおじさんは、まんまとアメリカのプロパガンダに取り込まれた世代である。といっても押しつけられたというよりは、テレビ画面の向こうから自然と染み込んできた“アメリカ”に魅せられてしまった、と言ったほうが正しいかもしれない。   小学校高学年から中学生にかけて、当時のテレビでは毎日のようにアメリカのドラマが放送されていた。刑事コロンボのよれたレインコート、警部マクロードが乗る馬の蹄の音、刑事スタスキー&ハッチの赤いボディにホワイトラインのフォードグラントリノ。ロックフォードの事件メモでは、主人公が住む海辺のトレーラーハウスの佇まいに心を奪われ、白バイ野郎ジョン&パンチでは彼らが乗るカワサキZ1000Pのバイクとカリフォルニアの陽射しそのものが眩しく映った。画面に映し出されるアメリカの街並、街路樹の影、ハイウェイを横切る風、パトカーのサイレン。どれも日本の風景とはまるで違っており、どこか夢の国のような雰囲気さえあった。自分がその世界に入り込んでいるような気持ちで、毎週食い入るようにテレビを見ていた。   さらに世界の料理ショーのキッチンの広さ、冷蔵庫の大きさ、カウンターの長さに衝撃を受けた。「こんなに広くて豪華なのか、日本の台所とは大違いじゃないか」と、幼心にアメリカという国が途方もなく豊かで自由な場所に思えた。そうして、気づけばどんどんアメリカの魅力に取り憑かれていった。 ▲ビデオデッキなるものは家に無かったので、部屋を暗くしてカメラで撮るしかなかった。もちろんラジカセをテレビにくっつけて音だけ録音もした。当然親の声も入ったりして激怒   高校生になると、雑誌「ポパイ」がバイブルのような存在だった。誌面に載るアイビーやトラッドの着こなしに心を奪われ、バイトで稼いだお金はほとんど洋服に消えていった。あの頃の日本の若者文化は、確かにアメリカへの憧れで満ちていた。だが、それが単なる流行だからではなく、自分にとっては“本物のアメリカ”へ近づこうとする小さな手がかりでもあった。 ▲誌面から溢れ出るアメリカ 暮らしや日用品のかっこよさや着こなしなど、学生の時は指をくわえてただ見ているしかなかった   もともと絵を描くことが好きだったこともあり、鈴木英人氏の鮮やかなイラストや佐々木悟朗氏の透明感あふれる水彩画にも強く惹かれた。彼らが描くアメリカの空気には、自分が夢中で追いかけていた風景そのものがあった。片岡義男の文庫本に挟まれる、何気なく切り取られたアメリカの写真たち。その一枚一枚も胸をざわつかせた。そこに写る道のヒビや光の角度、古い看板の錆びまでもが、アメリカを感じさせた。そして自分もいつかカメラを手にアメリカのどこかを歩いてみたいと思うようになった。 ▲当時自分の部屋には佐々木悟朗氏のイラストを飾ったり、少しでもアメリカぽい雰囲気にしたかった   やがて写真への関心が強まり、日本で“アメリカっぽい風景”を探しては撮り歩いた。しかし、いくら似せたところで、どこか違う。空気の乾き方、陽の当たり方、そして建物の古び方。どれもアメリカではなかった。アメリカそのものをこの目で見たい、という思いは日に日に強くなった。 ▲なるべく日本語が入らないように、そしてアメリカらしく見えるように撮っていたが、やはりどうしても寄りの写真が多くなってしまうのはしょうがない   そして1988年、ついにハワイ行きの旅に出る。たった4日間の完全フリー行動のパック旅行。目的はただひとつ、写真を撮るためである。空港に降り立った瞬間、乾いた南国の風が頬に触れたとき、「アメリカに来た」と胸が熱くなった。今までテレビや雑誌の中でしか見たことのなかった景色が、目の前に実在している。街を歩くだけで心がざわつき、シャッターを切る指が止まらなかった。ただ夢中で撮り続けた。 ▲コダクローム64の36枚撮りを20本以上持っていっただろうか。とにかく撮りまくった。本物がそこにはあった   若い頃、成長していく途中で深く刻まれたアメリカという存在は、もう二度と消えることはない。どれだけ年月を重ねても、あの光と風と色彩は心の中にある。だからこそ、あの日々に触れた証のようにアメリカを感じるもの、風景の写真やイラスト、古い雑貨、ロードサインなど、そういったものを手に入れてはずっと側に置いておきたい。手を伸ばせばすぐそこにアメリカが感じられるように。あの青春時代の眩しさとともに。これからも私はそんな「アメリカ」をひとつずつ集めながら、あの頃の憧れと共に生きていくと思う。 ▲37年前のおじさん。当時と変わらず好きなアメリカに囲まれて過ごしたい   by おじさん64年式

心の中のアメリカは、あの頃から続いている

64年式のおじさんは、まんまとアメリカのプロパガンダに取り込まれた世代である。といっても押しつけられたというよりは、テレビ画面の向こうから自然と染み込んできた“アメリカ”に魅せられてしまった、と言ったほうが正しいかもしれない。   小学校高学年から中学生にかけて、当時のテレビでは毎日のようにアメリカのドラマが放送されていた。刑事コロンボのよれたレインコート、警部マクロードが乗る馬の蹄の音、刑事スタスキー&ハッチの赤いボディにホワイトラインのフォードグラントリノ。ロックフォードの事件メモでは、主人公が住む海辺のトレーラーハウスの佇まいに心を奪われ、白バイ野郎ジョン&パンチでは彼らが乗るカワサキZ1000Pのバイクとカリフォルニアの陽射しそのものが眩しく映った。画面に映し出されるアメリカの街並、街路樹の影、ハイウェイを横切る風、パトカーのサイレン。どれも日本の風景とはまるで違っており、どこか夢の国のような雰囲気さえあった。自分がその世界に入り込んでいるような気持ちで、毎週食い入るようにテレビを見ていた。   さらに世界の料理ショーのキッチンの広さ、冷蔵庫の大きさ、カウンターの長さに衝撃を受けた。「こんなに広くて豪華なのか、日本の台所とは大違いじゃないか」と、幼心にアメリカという国が途方もなく豊かで自由な場所に思えた。そうして、気づけばどんどんアメリカの魅力に取り憑かれていった。 ▲ビデオデッキなるものは家に無かったので、部屋を暗くしてカメラで撮るしかなかった。もちろんラジカセをテレビにくっつけて音だけ録音もした。当然親の声も入ったりして激怒   高校生になると、雑誌「ポパイ」がバイブルのような存在だった。誌面に載るアイビーやトラッドの着こなしに心を奪われ、バイトで稼いだお金はほとんど洋服に消えていった。あの頃の日本の若者文化は、確かにアメリカへの憧れで満ちていた。だが、それが単なる流行だからではなく、自分にとっては“本物のアメリカ”へ近づこうとする小さな手がかりでもあった。 ▲誌面から溢れ出るアメリカ 暮らしや日用品のかっこよさや着こなしなど、学生の時は指をくわえてただ見ているしかなかった   もともと絵を描くことが好きだったこともあり、鈴木英人氏の鮮やかなイラストや佐々木悟朗氏の透明感あふれる水彩画にも強く惹かれた。彼らが描くアメリカの空気には、自分が夢中で追いかけていた風景そのものがあった。片岡義男の文庫本に挟まれる、何気なく切り取られたアメリカの写真たち。その一枚一枚も胸をざわつかせた。そこに写る道のヒビや光の角度、古い看板の錆びまでもが、アメリカを感じさせた。そして自分もいつかカメラを手にアメリカのどこかを歩いてみたいと思うようになった。 ▲当時自分の部屋には佐々木悟朗氏のイラストを飾ったり、少しでもアメリカぽい雰囲気にしたかった   やがて写真への関心が強まり、日本で“アメリカっぽい風景”を探しては撮り歩いた。しかし、いくら似せたところで、どこか違う。空気の乾き方、陽の当たり方、そして建物の古び方。どれもアメリカではなかった。アメリカそのものをこの目で見たい、という思いは日に日に強くなった。 ▲なるべく日本語が入らないように、そしてアメリカらしく見えるように撮っていたが、やはりどうしても寄りの写真が多くなってしまうのはしょうがない   そして1988年、ついにハワイ行きの旅に出る。たった4日間の完全フリー行動のパック旅行。目的はただひとつ、写真を撮るためである。空港に降り立った瞬間、乾いた南国の風が頬に触れたとき、「アメリカに来た」と胸が熱くなった。今までテレビや雑誌の中でしか見たことのなかった景色が、目の前に実在している。街を歩くだけで心がざわつき、シャッターを切る指が止まらなかった。ただ夢中で撮り続けた。 ▲コダクローム64の36枚撮りを20本以上持っていっただろうか。とにかく撮りまくった。本物がそこにはあった   若い頃、成長していく途中で深く刻まれたアメリカという存在は、もう二度と消えることはない。どれだけ年月を重ねても、あの光と風と色彩は心の中にある。だからこそ、あの日々に触れた証のようにアメリカを感じるもの、風景の写真やイラスト、古い雑貨、ロードサインなど、そういったものを手に入れてはずっと側に置いておきたい。手を伸ばせばすぐそこにアメリカが感じられるように。あの青春時代の眩しさとともに。これからも私はそんな「アメリカ」をひとつずつ集めながら、あの頃の憧れと共に生きていくと思う。 ▲37年前のおじさん。当時と変わらず好きなアメリカに囲まれて過ごしたい   by おじさん64年式

Buyer's Voice|POST GENERAL「SCAFFOLD LIKE SHELF」

Buyer's Voice|POST GENERAL「SCAFFOLD LIKE SHELF」

展示会で一目ぼれ。「うわ、カッコいい!!」から始まった物語 展示会の会場で、遠くからでも目を引いたこの棚。近づいてみると、まるで工事現場の足場をそのままインテリアにしたような無骨な佇まい。でも、ただの業務用什器じゃない。POST GENERALらしい洗練された空気感が漂っていて、思わず「うわ、カッコいい!!」と声が出たのを今でも覚えています。その瞬間、「この棚はうちのガレージに絶対似合う」と確信しました。 ガレージに“現場感”と“美しさ”を POST GENERAL「SCAFFOLD LIKE SHELF」は、足場の構造美をそのまま活かしたスチール製シェルフ。銀白色のガルバナイズドメッキ加工が、木造ガレージの温もりと絶妙なコントラストを生み出します。 ↓こちらが全パーツ 親切な事に組み立て時に使う軍手付き!   「組み立て動画」は近日UP予定。 組み立てはシンプル!実際の足場と同じ工程で組み立てます。 耐荷重80kgのタフ設計で工具や資材、重めの雑貨も安心して載せられます。ただし作業用には設計されていないのでご注意ください。 ちょっとした植物を置いてもカッコいい!   大きいキャスター付きで移動も自在作業スペースの変更や掃除の際もスムーズ。4輪すべてにストッパー付きで安全性も◎。   棚板を約34cm間隔でセッティング可能となっており収納するモノに合わせて自由にレイアウトできます。   “見せる収納”としての存在感 この棚は、ただモノを置くだけじゃない。工具やギア、雑貨を“魅せる”ことで、ガレージ全体の雰囲気が変わります。無骨でありながら、どこか品のある佇まい。まさにPOST GENERALが提案する“意味のあるモノ”です。   こんな方におすすめ ガレージを“作業場”として本気で使いたい方インダストリアルデザインが好きな方店舗什器としても使える無骨な棚を探している方「カッコいい!」を大事にしたい方 →購入はこちら 【商品スペック】 サイズ:約 W1340×D470×H1530mm重量:約...

Buyer's Voice|POST GENERAL「SCAFFOLD LIKE SHELF」

展示会で一目ぼれ。「うわ、カッコいい!!」から始まった物語 展示会の会場で、遠くからでも目を引いたこの棚。近づいてみると、まるで工事現場の足場をそのままインテリアにしたような無骨な佇まい。でも、ただの業務用什器じゃない。POST GENERALらしい洗練された空気感が漂っていて、思わず「うわ、カッコいい!!」と声が出たのを今でも覚えています。その瞬間、「この棚はうちのガレージに絶対似合う」と確信しました。 ガレージに“現場感”と“美しさ”を POST GENERAL「SCAFFOLD LIKE SHELF」は、足場の構造美をそのまま活かしたスチール製シェルフ。銀白色のガルバナイズドメッキ加工が、木造ガレージの温もりと絶妙なコントラストを生み出します。 ↓こちらが全パーツ 親切な事に組み立て時に使う軍手付き!   「組み立て動画」は近日UP予定。 組み立てはシンプル!実際の足場と同じ工程で組み立てます。 耐荷重80kgのタフ設計で工具や資材、重めの雑貨も安心して載せられます。ただし作業用には設計されていないのでご注意ください。 ちょっとした植物を置いてもカッコいい!   大きいキャスター付きで移動も自在作業スペースの変更や掃除の際もスムーズ。4輪すべてにストッパー付きで安全性も◎。   棚板を約34cm間隔でセッティング可能となっており収納するモノに合わせて自由にレイアウトできます。   “見せる収納”としての存在感 この棚は、ただモノを置くだけじゃない。工具やギア、雑貨を“魅せる”ことで、ガレージ全体の雰囲気が変わります。無骨でありながら、どこか品のある佇まい。まさにPOST GENERALが提案する“意味のあるモノ”です。   こんな方におすすめ ガレージを“作業場”として本気で使いたい方インダストリアルデザインが好きな方店舗什器としても使える無骨な棚を探している方「カッコいい!」を大事にしたい方 →購入はこちら 【商品スペック】 サイズ:約 W1340×D470×H1530mm重量:約...

【倒れないマット】1年使ってみての正直レビュー

【倒れないマット】1年使ってみての正直レビュー

アウトドアシーンで飲み物などが入った容器が、風や振動で倒れるのを防いでくれる「NOT KNOCK OVER MAT(倒れないマット)」。 実際に私が1年ほど使ってみたので、使って感じたメリット・デメリットを正直にお伝えします。   想像以上の粘着力、でもそれが諸刃の剣 この商品の粘着力、想像していたよりも強力でした。 100均などでも売っている「耐震マット」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。それくらい最初はしっかり強力に粘着します。 しかし、この強力な粘着力がちょっと困りものになることも。 例えばアウトドアで飲み物の転倒リスクを軽減するために使う場合。飲み物ってちょこちょこ置いたり持ち上げたりしますよね。マットとの接触面が多いマグカップやグラスなどを使用すると、マットから剥がすたびに「うっ…」となります。 粘着力が強すぎてマットから離れず持ち上げられないのです。無理に持ち上げようとすると中の飲み物がこぼれてしまいそうで、非常に気を遣います。 マットとの接触面が少ない高台のある容器や紙コップなどの方が使い勝手が良いです。 スマホも、この通りベッタリついてしまい持ち上げるのに難儀します。 このようなマットとの着脱が頻繁な用途の場合には正直ストレスになると感じました。   使っているうちに「ちょうどいい」になる しかし使い続けていると、粘着力が程よく落ち着いてきます。 車でオフロードを走るくらいの振動ではズレない程度に固定されつつも、荒々しい粘着力はなくなり良い塩梅になるんです。 ただ粘着力が落ち着くまでどの程度待てばいいの?って思いますよね。 そんな時に私的ハックをお教えします。それは、マットを一度水で洗ってタオルで水分を取るだけ。こうすると適度にタオルの繊維がついて、粘着力がちょうどよく落ち着きます。笑使い始めてある程度経過すれば自然と粘着力は落ち着いてくるので、そうなればタオルを使う必要はなくなります。   経年変化が味になる 1年ほど使っていると、マットのプリント部分が割れたり剥がれたりしてきます。紫外線の影響で黄ばみも出てきました。 でも個人的には、このエイジングされた感じが気に入っています。 マット自体が破れたりすることは今のところないので、比較的長く使えそうな印象です。 メーカの説明では「水洗いすれば粘着力が復活する」とのことですが、実際は経年すれば粘着力は落ち着きます。新品のような超強力な粘着力には戻りませんでした。 ただ、最初の粘着力が強すぎるので、ある程度落ち着いた粘着力の方が個人的には使いやすいと感じています。   注意したいポイント...

【倒れないマット】1年使ってみての正直レビュー

アウトドアシーンで飲み物などが入った容器が、風や振動で倒れるのを防いでくれる「NOT KNOCK OVER MAT(倒れないマット)」。 実際に私が1年ほど使ってみたので、使って感じたメリット・デメリットを正直にお伝えします。   想像以上の粘着力、でもそれが諸刃の剣 この商品の粘着力、想像していたよりも強力でした。 100均などでも売っている「耐震マット」をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。それくらい最初はしっかり強力に粘着します。 しかし、この強力な粘着力がちょっと困りものになることも。 例えばアウトドアで飲み物の転倒リスクを軽減するために使う場合。飲み物ってちょこちょこ置いたり持ち上げたりしますよね。マットとの接触面が多いマグカップやグラスなどを使用すると、マットから剥がすたびに「うっ…」となります。 粘着力が強すぎてマットから離れず持ち上げられないのです。無理に持ち上げようとすると中の飲み物がこぼれてしまいそうで、非常に気を遣います。 マットとの接触面が少ない高台のある容器や紙コップなどの方が使い勝手が良いです。 スマホも、この通りベッタリついてしまい持ち上げるのに難儀します。 このようなマットとの着脱が頻繁な用途の場合には正直ストレスになると感じました。   使っているうちに「ちょうどいい」になる しかし使い続けていると、粘着力が程よく落ち着いてきます。 車でオフロードを走るくらいの振動ではズレない程度に固定されつつも、荒々しい粘着力はなくなり良い塩梅になるんです。 ただ粘着力が落ち着くまでどの程度待てばいいの?って思いますよね。 そんな時に私的ハックをお教えします。それは、マットを一度水で洗ってタオルで水分を取るだけ。こうすると適度にタオルの繊維がついて、粘着力がちょうどよく落ち着きます。笑使い始めてある程度経過すれば自然と粘着力は落ち着いてくるので、そうなればタオルを使う必要はなくなります。   経年変化が味になる 1年ほど使っていると、マットのプリント部分が割れたり剥がれたりしてきます。紫外線の影響で黄ばみも出てきました。 でも個人的には、このエイジングされた感じが気に入っています。 マット自体が破れたりすることは今のところないので、比較的長く使えそうな印象です。 メーカの説明では「水洗いすれば粘着力が復活する」とのことですが、実際は経年すれば粘着力は落ち着きます。新品のような超強力な粘着力には戻りませんでした。 ただ、最初の粘着力が強すぎるので、ある程度落ち着いた粘着力の方が個人的には使いやすいと感じています。   注意したいポイント...

ガレージの魂を探して。アメリカで見つけてきた、モノ語るカケラたち。

ガレージの魂を探して。アメリカで見つけてきた、モノ語るカケラたち。

Garage Outfittersの西澤です。 先週、アメリカ出張から帰国しました。 今でも目を閉じれば、ニューヨーク・ブルックリンの街角で飲んだコーヒーの苦味や、ロサンゼルスの乾いた太陽の匂いが思い出されます。 今回の出張の目的は、単なる買い付けではありません。私たちが扱う商品の本当の魅力 ーモノが持つ「魂」の源を確かめるための旅でした。  なぜアメリカのカルチャーは、これほどまでに私たちを惹きつけるのか。その答えを、私自身の目と肌で確かめてきました。   【ニューヨーク編】"かっこいい"の正体を探して 最初の目的地はニューヨーク。  ここでは敢えて特定の店や場所を目指すのではなく、ひたすら街を歩き街そのものが放つ空気を感じることにしました。 ブルックリンのレンガ造りの倉庫街、ソーホーの鋳鉄が美しい歴史的建造物、マンハッタンの摩天楼。そのどれもが、時を重ねた魅力を放っていました。 石畳の道を歩いていると、古いレンガの壁にゴーストサインが浮かび上がっていました。これは、かつて描かれたたばこや缶詰などの手描き広告が、年月を経てペンキが掠れ、文字が薄れてなお残っているもので、その姿がまるで幽霊のように見えることからそう呼ばれています。 厳しい冬の雪や夏の陽射しを受けながら、この街の歴史を静かに見つめ続けてきた、まさに街の年輪。この経年変化は単なる劣化ではなく、積み重ねた時間そのものを魅力的に物語っていました。 かつてこの倉庫街で働いていた人々の気配さえ感じさせるその風景。この積み重ねた時間にブルックリンスタイルやインダストリアルデザインのかっこよさの原点を見た気がしました。 新品のピカピカな状態が頂点なのではなく、使い込まれ、傷つき、少し錆びて、持ち主の歴史と共に「完成」していく。  これは、ガレージを愛し、モノと共に生きる私たちの姿勢ともどこか重なります。 この旅で得た空気感こそが、私たちの商品セレクトの軸をさらに確かなものにしてくれました。   【ロサンゼルス編】太陽の下の宝探し 次に訪れたのは西海岸、ロサンゼルス。 目的は、月に一度開催される全米最大級のフリーマーケット「ローズボウル」。広大なスタジアムの敷地に、2500を超えるディーラーが集うこの場所は、まさに「宝の山」です。 朝の光を浴びながら足を踏み入れると、そこはもう「古き良きアメリカ」。カリフォルニアの強い日差しに焼かれた道路標識、何十年も前に誰かの旅を記録していたかもしれない8mmフィルムカメラ、ジャズが鳴り響いていたであろう1920年代の蓄音機…。どれもが過去の物語を想像させてくれる魅力的な品々です。 それを感じるたびに、仕入れというより”発掘”に近い感覚を覚えました。 夢中でクルマに商品を積み込み、後部座席まで「宝物」で溢れかえる頃、また一つ確信しました。 私たちはモノだけでなく、その背景にあるストーリーを届けているのだと。 旅を終えて、あなたのガレージへ ニューヨークで感じた「経年の美学」。 ロサンゼルスで見つけた「ストーリーのあるアイテム」。 私が持ち帰ったのは、ただの「モノ」ではありません。あなたのガレージを、唯一無二の秘密基地へと昇華させるための、魂のパーツです。 今回仕入れたカリフォルニアのナンバープレートや本物の道路標識。 これらがあなたのガレージの壁に飾られた瞬間を想像してみてください。 そこはもう、ただの車庫ではなくアメリカの広い空と乾いた風を感じさせる新しい景色となっているはずです。 現在、旅で見つけてきた一点モノのアイテムたちをサイトに掲載する準備を進めています。 数に限りがあり、同じものは二度と手に入りません。...

ガレージの魂を探して。アメリカで見つけてきた、モノ語るカケラたち。

Garage Outfittersの西澤です。 先週、アメリカ出張から帰国しました。 今でも目を閉じれば、ニューヨーク・ブルックリンの街角で飲んだコーヒーの苦味や、ロサンゼルスの乾いた太陽の匂いが思い出されます。 今回の出張の目的は、単なる買い付けではありません。私たちが扱う商品の本当の魅力 ーモノが持つ「魂」の源を確かめるための旅でした。  なぜアメリカのカルチャーは、これほどまでに私たちを惹きつけるのか。その答えを、私自身の目と肌で確かめてきました。   【ニューヨーク編】"かっこいい"の正体を探して 最初の目的地はニューヨーク。  ここでは敢えて特定の店や場所を目指すのではなく、ひたすら街を歩き街そのものが放つ空気を感じることにしました。 ブルックリンのレンガ造りの倉庫街、ソーホーの鋳鉄が美しい歴史的建造物、マンハッタンの摩天楼。そのどれもが、時を重ねた魅力を放っていました。 石畳の道を歩いていると、古いレンガの壁にゴーストサインが浮かび上がっていました。これは、かつて描かれたたばこや缶詰などの手描き広告が、年月を経てペンキが掠れ、文字が薄れてなお残っているもので、その姿がまるで幽霊のように見えることからそう呼ばれています。 厳しい冬の雪や夏の陽射しを受けながら、この街の歴史を静かに見つめ続けてきた、まさに街の年輪。この経年変化は単なる劣化ではなく、積み重ねた時間そのものを魅力的に物語っていました。 かつてこの倉庫街で働いていた人々の気配さえ感じさせるその風景。この積み重ねた時間にブルックリンスタイルやインダストリアルデザインのかっこよさの原点を見た気がしました。 新品のピカピカな状態が頂点なのではなく、使い込まれ、傷つき、少し錆びて、持ち主の歴史と共に「完成」していく。  これは、ガレージを愛し、モノと共に生きる私たちの姿勢ともどこか重なります。 この旅で得た空気感こそが、私たちの商品セレクトの軸をさらに確かなものにしてくれました。   【ロサンゼルス編】太陽の下の宝探し 次に訪れたのは西海岸、ロサンゼルス。 目的は、月に一度開催される全米最大級のフリーマーケット「ローズボウル」。広大なスタジアムの敷地に、2500を超えるディーラーが集うこの場所は、まさに「宝の山」です。 朝の光を浴びながら足を踏み入れると、そこはもう「古き良きアメリカ」。カリフォルニアの強い日差しに焼かれた道路標識、何十年も前に誰かの旅を記録していたかもしれない8mmフィルムカメラ、ジャズが鳴り響いていたであろう1920年代の蓄音機…。どれもが過去の物語を想像させてくれる魅力的な品々です。 それを感じるたびに、仕入れというより”発掘”に近い感覚を覚えました。 夢中でクルマに商品を積み込み、後部座席まで「宝物」で溢れかえる頃、また一つ確信しました。 私たちはモノだけでなく、その背景にあるストーリーを届けているのだと。 旅を終えて、あなたのガレージへ ニューヨークで感じた「経年の美学」。 ロサンゼルスで見つけた「ストーリーのあるアイテム」。 私が持ち帰ったのは、ただの「モノ」ではありません。あなたのガレージを、唯一無二の秘密基地へと昇華させるための、魂のパーツです。 今回仕入れたカリフォルニアのナンバープレートや本物の道路標識。 これらがあなたのガレージの壁に飾られた瞬間を想像してみてください。 そこはもう、ただの車庫ではなくアメリカの広い空と乾いた風を感じさせる新しい景色となっているはずです。 現在、旅で見つけてきた一点モノのアイテムたちをサイトに掲載する準備を進めています。 数に限りがあり、同じものは二度と手に入りません。...

ガレージで過ごす至福のリラックスタイム「独断と偏見」で選んだガレージで聴く心穏やかになるメロウな曲10選

ガレージで過ごす至福のリラックスタイム「独断と偏見」で選んだガレージで聴く心穏やかになるメロウ...

ガレージで過ごす夜は、やっぱり特別だ。一日の疲れを癒すには、音楽と少しのお酒、それに心が安らぐ香りが必要だと思う。
私は80年代に青春を過ごしたおじさんだから、あの頃の音楽を耳にするだけで、瞬間的に風景も匂いも時間も戻ってくる。 そしてそれを愛車が停まるガレージで聴くと……もうそれだけで幸せな気持ちになる。   まずはコーヒーを淹れる。
豆を曲のリズムに合わせてゆっくりとミキサーのハンドルを回す。香ばしい香り。
ガレージいっぱいに広がるその香りに、思わず深呼吸してしまう。 How Deeps Is Your Love (Bee Gees) ドリッパーにお湯を注ぐと、粉がふくらみ、ぷくぷくと小さな泡を立てる。
その時間、音楽と香りが混ざり合い、今日という日が少しずつ解けていく。 I.G.Y (Donald Fagen)Give Me The Night (George Benson) 熱いコーヒーを口に運ぶ。
苦味の奥に広がる、ほんのりした甘さ。
疲れた心にすっと染み込むその瞬間、目を閉じて、ゆっくり呼吸をする。 Your Love Is King (SADE)Turn Back The Clock (Johnny...

ガレージで過ごす至福のリラックスタイム「独断と偏見」で選んだガレージで聴く心穏やかになるメロウ...

ガレージで過ごす夜は、やっぱり特別だ。一日の疲れを癒すには、音楽と少しのお酒、それに心が安らぐ香りが必要だと思う。
私は80年代に青春を過ごしたおじさんだから、あの頃の音楽を耳にするだけで、瞬間的に風景も匂いも時間も戻ってくる。 そしてそれを愛車が停まるガレージで聴くと……もうそれだけで幸せな気持ちになる。   まずはコーヒーを淹れる。
豆を曲のリズムに合わせてゆっくりとミキサーのハンドルを回す。香ばしい香り。
ガレージいっぱいに広がるその香りに、思わず深呼吸してしまう。 How Deeps Is Your Love (Bee Gees) ドリッパーにお湯を注ぐと、粉がふくらみ、ぷくぷくと小さな泡を立てる。
その時間、音楽と香りが混ざり合い、今日という日が少しずつ解けていく。 I.G.Y (Donald Fagen)Give Me The Night (George Benson) 熱いコーヒーを口に運ぶ。
苦味の奥に広がる、ほんのりした甘さ。
疲れた心にすっと染み込むその瞬間、目を閉じて、ゆっくり呼吸をする。 Your Love Is King (SADE)Turn Back The Clock (Johnny...